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馬鈴薯の無農薬栽培に挑戦中

更新日:2015/07/16

北海道   馬鈴薯栽培    北海道厚真町 伊部 氏

2014年度はクエン酸カルシウムを反当り10Kg施用し、メークイーン栽培に相当な手ごたえを感じた伊部氏。

2015年はクエン酸カルシウム(反当り5Kg)の施用とアリンサンデス2号の葉面散布で健全な馬鈴薯(メークイーン)を生育促進させ、無農薬栽培にチャレンジ中です。 (写真は2015年7月16日に撮影)

先週、強風が吹き荒れ、北海道ではめずらしい35度前後になる異常高温が続き、病害が心配されております。

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伊部さんは過去に農薬散布で健康を害したこともあり、無農薬栽培に執念を燃やしております。

8月5日追記

伊部さんより電話を頂きました。  やはり、強風で傷ついた後の猛暑で病害が出たと報告がありました。

掘った新ジャガイモは去年と同様に皮が厚く仕上がっておりクエン酸カルシウムの効果がみてとれるそうです。

7月後半の悪天候でM玉が多かったそうですが、そうか病は出ずライマン値も悪くなかったことも付け加えました。

来年度以降の対処としては、7月以降の強風高温等の緊急時には間髪をいれずアリンサンデス2号を散布する、また農薬を最低限散布するなりし病害の発生を抑える工夫が必要ではないかと話していました(この場合は無農薬にはなりませんが)。

伊部さんは近くの介護施設にジャガイモを納入しているのですが、その施設の料理長は伊部さんのジャガイモを大変気に入っております。料理長曰く、「伊部さんのクエン酸カルシウム施用で育てたジャガイモは味がよく、長く貯蔵しても腐らない」と太鼓判を押す。

 

追記
伊部氏よりメークインを頂きました。皮はしっかりしていて、普通の新じゃがとは違っておりました。 味もよく、堅さもあり美味しい芋でした。ありがとうございました。