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馬鈴薯に亜リン酸は効いた

更新日:2018/02/01

馬鈴薯、ビート生産    北海道大空町

2017年馬鈴薯に‘NPDI‘亜リン酸カリを収穫間際に使用してみました
枯凋剤使用する直前まで3日おきに2000倍液、1000倍液、1000倍液、1000倍液と亜リン酸カリを散布した。
男爵は300~500gの芋がごろごろ獲れ、小玉の芋は廃棄したほどだった。
スノーデンは大きいもので680gにもなり肥大がものすごく良かった。
何十年も畑作をやっているがこれほど芋が肥大したことはなかった。
肥大した芋のライマン値と比重は高く収量が2倍近くにもなり大満足であった。
今回の結果、葉に蓄えられた養分をうまく転流させることによって芋の肥大が顕著に良くなることがわかった。

男爵 反当り3.5~4t収穫(通常2.5t程度) 注意 男爵は空洞化になりやすいので亜リン酸カリの使用濃度は2000倍程度の控えめにした方が良さそう。
スノーデン 反当り6t収穫(通常3t程度) スノーデンの空洞化はあまり問題なかった。