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トマト栽培にクエン酸カルシウム

更新日:2016/07/12

大玉トマト栽培                   北海道  U氏

毎年、トマトに尻腐れがでる。 色々なカルシウム資材を試したり、炭カルを大量に施用したりしたが、効き目がほとんどなかったそうだ。
今春よりクエン酸カルシウムを100坪当り8Kg土壌に混和してみたところ、あれだけ出ていた尻腐がほぼ出なくなった。
これだけ効くカルシウムは初めてとのことで、あまりにもカルシウムの効きが良くなったのでカリの吸収が抑制されたそうだ。
そこで、窒素とカリとマグネシウムの追肥を頻繁に行う必要があったというU氏、クエン酸カルシウムには満足の様子であった。
また、クエン酸カルシウム施用でトマトの葉も例年より堅くなっており、いつも悩まされるハモグリバエも葉が堅いため諦めたようで、あまり被害が出ていないそうだ。